最初に
途中で感想から派生した勝手な二次創作パートがあります!無理だった人が居たらごめん!
目次
DEATH DAYSを見た元旦
大晦日のテレビが終わり、家族が寝静まっている元旦の午前3時。夜更かし経験の無い私は、冷蔵庫のジュースを飲んで、消化管から無理やり体を起こしていた。
だんだん、ジュースで体が冷えてくる。
しかし、家族は別の部屋で寝ているので、暖房器具を私のためだけに付けるのも憚られる。
よって、私はリビングでダッフルコートを着て震えながら、ドリンクバーの元を取るかのように飲み物を流し込んでいた。
なぜそんなド深夜に、無理やり起きてたのかと言うと、生配信から地上波に出場したサツマカワさんのフットンダ王を見たかったから。
良い笑顔でしたネ🍔☎🐱
話を戻す。
年明けまもない静かな深夜に、数時間有り余っていて、私はDEATH DAYSを一気見した。
相田がお寺の子なのも分かるし、別に聞いてないのに鴫沢が「俺ゾロ目」って言い出すのめっちゃぽいな……と思いながら見ていた
— しゃとる (@shatorai125) 2021年12月31日
死というほぐし水でぐしゃぐしゃに混乱しながらも解れていく命……(※深夜の考察です)#DEATHDAYS
もっかい見てたら、一瞬だけ相田がドラムを和太鼓みたいな打ち方してて、ふふ…ってなった
— しゃとる (@shatorai125) 2022年1月16日
お寺の子だから小さい頃盆踊りとかで叩いてたんだろうか#DEATHDAYS
「なんで大晦日という、特番で大忙しのタイミングに映画公開してんだよ……」と文句言ってた自分を恥じた。
日付を越えるカウントダウンを誰もが行う、年明けのタイミングが一番リアルで、没入感がある。
勝手に自分も生き延びたような安堵感を抱いた。
深夜にパソコンで視聴して、そのまま大の字で布団に転がって自分のデスデイについて考えながら寝落ちしたくなった。
別の日に改めて見返して気付いた事だが、あの日、私のスマホは就寝モードに突入してモノクロになってたようで、私は自主的に白黒映画を見ていたらしい。
色の付いたDEATH DAYSの1話は若さゆえのギラギラ感が強くて、3話のラストは一層軽やかに感じた。
ミニシアターの穴場の時間帯に、大きいスクリーンで音に包まれて見たい。
部屋の小道具とかも、もっとじっくり見てみたい。
そんな事を下書きに書いていたら、上映が決まり、観に行った。
秒針の音、振り子時計みたいにガッチンガッチンと室内を斜めに行ったり来たりしてて大興奮しました
— しゃとる (@shatorai125) 2022年3月21日
デスデイ変えた話とかも詳しく聞いてみたかった〜!#DEATHDAYS
おかわり
— しゃとる (@shatorai125) 2022年7月5日
基本的にスクリーン面から音が出てるのに、練炭昏睡から急に劇場が音に包まれるとこが好き
河内は元々何という名字の設定だったか?っていう問題、DEATHDAYS検定にありそうですね#DEATHDAYS pic.twitter.com/aKfonBI8i4
「河内」に限らず、デスデイ変えた話もトークイベで軽くあったし、ギリギリまで設定を練るのだなぁと感心した。
— しゃとる (@shatorai125) 2022年7月5日
名前や服まで考え抜かれている、という事を認識して今後も芸術を享受していきたいです#DEATHDAYS
2話も、スクリーンの真裏に卓球台が無い事実が理解できないほど、臨場感ある音でした。
ツイートでも載せたけど、ずっとスクリーンの平面上から音が出ているのに、練炭シーンだけ突然部屋全体が音に包まれて、自分が練炭部屋に居る気がしてドキリとしました。
トークイベントでは、監督があてがきをしない主義の方だと知ってキャスティングの上手さに震え上がったりもしました。
あと、個人的な話なのですが、2回目鑑賞の前に家族の濃厚接触者になってた時期があり、食べ終えた箸やら共用の歯磨き粉やら階段の手すりやら、全てが感染原因になりうる状況と1話の年明け直前の河内の力説がリンクして、キツかった。
もし、デスデイが分かる世界線だったら、「深夜のデスデイ生配信」みたいな素人の配信が増えて、死ぬ瞬間を目撃する回数が増えたり、死ぬ瞬間の映像が出回ったりしてるんだろうか。
「デスデイ配信規制法」が出来て、動画配信サービスは誕生日じゃなくデスデイを登録するようになって、その日24時間は生配信禁止とかいう項目がつくられたりして。
相田を想う上半期
さっきの感想ツイート見たら大体察せると思うが、めちゃくちゃ相田が好きだ。せっかちなのか大雑把なのか分からないけど、そういうぶっきらぼうさの中にも、世話焼きで優しそうな感じが好き。
相田は多分、小学生の頃、無邪気に色んな友達と「お前ん家の婆ちゃん死んだら、俺の寺で半額で葬式してあげる」とか適当な口約束して、その中で本当に1人死んじゃって、「お前が適当言うせいで、本当に半額で葬式する事になったじゃねぇか!」って親父にひどく怒られた事がありそう。
あと、般若心経唱えられるだけじゃなくてちゃんと書ける所から察するに真面目な子なので、御本尊の言い伝えとかもざっくり暗記してて、中学の頃、付き合ってた彼女に「これは千数百八年につくられた仏さんで〜」と説明し回って「何百の部分が大事でしょ」と笑われてそう。
私に体力と勇気があれば、彼らが道半ばで遂げられなかったであろう四国お遍路を回りたいし、四万十川まで行って彼がなりたかった川のせせらぎを聞きたい。
でも、現実的に今年は無理そうなので、このプランは諦めざるを得ない。
じゃあ、とにもかくにも、まずは供養と言ったらお経だろうという事で、相田が書いてた般若心経とやらを学んで覚えてみる事にした。
般若心経はお経として短いから初心者でも親しみやすいらしい。そんな訳ないだろ。
数文字ずつ単語で区切って解説してあり、一番分かりやすかった本を2月に借りた。
全注・全訳般若心経事典 米澤 嘉康(訳著) - 鈴木 | 版元ドットコム
調べたら1.2万円する本で、ビビり倒す。
図書館は、後世に残すべき素晴らしい社会教育資源ですね。
読んだ感じ、要するに、「物も人も環境とか社会も変化する=常に変わるという事は実体が無い=全ては空っぽ=『空(くう)』である」という事らしいです。水じゃんね。
暗記が苦手なので、少しずつパート分けして覚えてたら3月になり、就活が始まってしまったため一時中断。
覚えた所までの記憶保存に努める。
も、全然就活が終わらないので、期末試験と面接の合間に般若心経の終盤を詰め込み、7月22日、無事に全編暗唱できるようになった。
お経ってのは一応、声で唱えたら書いた事と同じ扱いらしいです。
NEXT……?
8月2日、写経本編に続く。
shatorai125.hatenablog.jp