しゃとるの感想文

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怖いけどお笑いライブを劇場で鑑賞してみたい人へ(from1年目の初心者)

初めての時の感想文はこちら

shatorai125.hatenablog.jp
お笑い初心者向けのブログもあまり見つからず、「初めて行ってきました系レポ」も、初めてで最前ドセンに座れるタイプの人間ばかりで、参考にならず、途方に暮れた日から1年。


初めてお笑い見に行ってみたいけど不安だな〜、みたいな人の心の支えになれたらと思い、お笑い鑑賞1年目の人間ですが文章を綴ってみたいと思います。
地下お笑い?って言うのか?地下にある劇場は、まだ、あんまり行った事無いけど…。
1人でも楽しいので、是非。



チケット

ネットでライブを見つけて、チケットを取る所からスタートです。(RTA???)
ツイッターで、芸人さんやライブ主催者、芸人さんのinfoがライブの詳細とかチケットのリンクを載せています。

最近は、終演時間を書いてくれるライブも多い。ピッタリに終わらなくとも、目安としてありがたい。
大体1から1.5時間で終わるのが多いんだと思います。
オールナイトとか、長丁場のライブをまだ行った事が無いので、パイプ椅子で腰や尻が終わる経験をした事がない。

ソロライブと単独ライブの違いは何なんだ?定義とかあるのか?
今の所の理解だと、規模小さめでネタだけ(トークくらいはあるかも)なのがソロライブ、大掛かりな幕間映像とか企画もあって新ネタだらけなのが単独ライブ、という肌感覚ですが。
じゃあ、新ネタソロライブは何……。

「ライブ情報解禁日」と「ライブチケット発売日(先行/一般)」と「ライブ当日」というスケジュール管理がダルい!非公式info様ありがとう!!


吉本はFANY。コンビ名だけじゃなく、日程とか劇場での検索もできて便利!
先行販売は、抽選と先着の2種類が存在するらしく、フォロワーさんから聞いた話なのですが、「先行抽選で既に売り切れた場合、一般発売日は空売りらしい」そうです。
無料会員でも先行に参加できるので、なっておくのが吉です。

座席を自分で選べるライブと、サイトを進んでいったら勝手に席番号が定められるライブとがあるけど、そこら辺の違いは分からん。
吉本は、紙のチケットが残るから好き。


他事務所はTigetの時が多いけど、livepocket(2つ会員登録が必要でめんどくさかった)とか、ローチケとかのライブもある。
Tigetは、芸人さんの名前で検索は出来るのですが、日付検索が出来ないのがちょっと嫌。
リセール機能なのか、売り切れても案外キャンセルが出てくるのが良い。
そのぐらい、客も気軽にチケットを買ってるって事。敷居が低い。敷居が低いのは、メリットでもデメリットでもありますが。

Tigetの「名前を入れてください」という欄に悩んでる方へ!
今のところ、番号で呼ばれて番号を見せて入場しているので、多分なんでも良い!
本名じゃなくても大丈夫。私は名字だけをひらがなで入れています。

事前に料金を払う場合と、整理番号だけ出てきて当日支払いの場合とある。ライブによる。

ローチケで事前に1000円のチケットを買ったら、当日券が劇場で手数料かからず買えて400円くらい差があり、かなり損した気持ちになった事があります。
さすがに、推しに届かない400円は高すぎ!!発券手数料って何だよ!コンビニに出向いてお手数かかってんのはこっちなのに!!


なんかあとは、別のやり方として「DMで取り置き」とか「手売りチケットを買う」とか「チェキを予約する」とか、可能なライブがあるらしいですね。
よく、インスタで「明日のこのライブ取り置き出来ます!DMしてね」みたいな文言見かけます。
私はまだ怖くてやった事無い。

この前マセキの方が「事務所ライブ、コンビ名を書いて取り置きしてくれると300円入ります!」というツイートをしていたり、吉本の手売りブースに行った方がペンを持参してチケットにサイン貰ってたりするので、勇気ある方は挑戦してみるといいと思います。



当日の準備

基本的に、持ち物は必要ないと思います。
紙のチケットと笑う元気。
オンラインチケットの場合は、スマホの充電。当日支払いなら、お金。


あ、無音カメラのアプリを用意しておくと良いかもしれない。
ライブによっては「OPとEDは撮影OK」「芸人さんの集合写真撮影タイム」みたいなイベントが発生するのですが、大体「カメラの音無しで」と言われます。
(とはいえ、100人近い会場になると、何人かは必ずシャッター音出てる人が居てしまうのが現状。)


不安症の人に向けて、あえて1つ挙げるとしたら、「お腹が鳴る音」「ビニール袋のシャリシャリ音」辺りに注意して準備をしておくと、緊迫した無音が続くシーンも安心して楽しめると思います。
よほどの場合じゃないと、この音で周りに迷惑かかる事は無いと思うけど、自分が鳴らしちゃうのではないか…と気が気じゃない状態では、満足して舞台に集中できない。


カバンも映画館の感覚で良し。膝の上か、座席の下。
他事務所のライブは、大体持ち帰る物も無いので、カバンも小さくて大丈夫。
(ワタナベのライブは、事務所ライブの宣伝のコピー用紙が、座席に置いてあったりしましたが。)
吉本のライブは、吉本のグッズが売ってたり、別のライブのチラシが会場に置いてあったりする。


マジでそうなので、カタカナ弱い民、場所ミスにだけはマジで注意……。許せない…。

開場

お笑いに限らず、受付って「消毒(両手を空ける)」「チケット見せる(スマホor紙)」「支払う(金)」がいっぺんに来て、めちゃくちゃ嫌!
どこをどう頑張っても、待たせる時間が出来てしまって、1秒でも人を待たせると申し訳なくなる人間にとってかなり悪。
チケット画面を開いて、金を裸でポケットに入れておく。強盗しやすい生命体ここに爆誕


指定席のライブは、そのまま入場してポスターの写真とか撮って、座席に座るだけ。
どうやらお笑いライブは「撮影禁止」となっていても、開演前と終演後(舞台に人が居ない状態)は写真を撮って良いというのが暗黙の了解らしく(?)、ステージを背景にチケットの写真を撮る方が多いです。
私は「撮影禁止=会場内カメラ厳禁」の別ジャンルに居たので、飲み込むのに時間がかかりました。


変わりつつあるけど、依然としてテレビのスクショとかも黙認されがち。難しい過渡期の界隈。


自由席のライブは、チケットの番号順に入場していきます。
ナルゲキは5分前くらいから、スタッフさんが整理券の番号順に整列させたりしてくれます。
整列のタイミングで「今日よろしくね〜」と、芸人さんが会場から顔を出してくれたライブもありました。
どの劇場でも、開場5分前には劇場の前に着くぐらいの感覚で居れば良い。でも、10分前はちょっと早い気がする(私の感想です)。

というのも、ロビーとか無くて、外の扉が開場時刻まで開かない(=路上歩道で待機)ので、待つ場所が無い。
方向音痴と心配性は余裕をもって到着したいので、コンビニや100均など近くの店で時間を潰しています…。


席選び、本当に胃が痛い…!
番号で受付して、後ろが詰まらないように前へ歩きながら、空席を見極めて列に入るのが本当に苦痛。
絶対、自分の前に観客は居てほしいじゃん!でも、後ろ過ぎて、前の人の頭でコントの大事な所が見えないとかは最悪じゃん!!
即決が出来ないタイプ。大縄跳びも入れないタイプ。

ナルゲキは大きい(他事務所は150キャパで大きいの!?ってだけでかなり怖い)し、スタッフさんが「前方ここ1人席空いてます〜」と声を出してくれるので、とりあえず奥に進んでみるのが吉。
まだ、50キャパ(横6縦7くらいの)の3列目くらいまでしか行った事ない。小さいの怖い。
お笑いを見に行ってるはずなのに、席が少ないと「隣の人の邪魔しないかな…」とか気になっちゃってさ。すぐそんな邪念は忘れて大笑いするんだけど…。


マナーモードの確認!!
映画館は周りの観客に迷惑になるだけで、映画は進みますが、演劇やお笑いは舞台上の生身の人間にも迷惑ですからね!!

ただ、演劇とは違って、電源は消さない方が良いかもしれない!
「音が鳴らないように」だけしとけば良い。
なぜなら、エンディングに突然撮影OKタイムが宣言される場合、スマホを立ち上げている間に終わってしまうから。
映画館演劇電源OFF過激派だった私は、これで2回失敗している。



終演

(お笑い初心者向けブログを必死に探している時に出会った文献によると)、コロナ禍前は出待ちという文化があったらしい。
コロナ禍で禁止になって、今もご遠慮のヤツ多いから、さっさと会場から出ればいいと思う。
私は友達もおらんし、規制退場に従って帰ってる。

出待ちしてる人が居るかどうかも分かんない。
(大阪で、タクシーで出ていく芸人さんをみんなでお見送りした!みたいなレポを数回見た事があるので、"見掛けた"名目なら黙認、的な扱いになっている?はたまた、見掛けたレポが厄介オタクなのか?)
コロナ禍前、どんな感じだったんだろうね。
何も分かんないヤツが、ブログ書くなよ……。申し訳ない…。


バティオスとかは歌舞伎町の通りに近くて、夜に1人で歩くと場違い感がハンパない。
綺麗なお姉さんと金銀ジャンジャラのお兄さんがいっぱい居て、勝手に緊張する!!


ツイッター
ライブに行ったら、何かしらツイートすると喜ばれると思います。
写真撮ったなら、写真も。
「このネタのここが好きだった!」みたいな事はネタバレとして嫌がられるのではないか、という不安から、結局「楽しかったです!」というクソ文章しか書けないのが、私の悩みです。

時々、コンビ名やライブ名で主催者や芸人さんがポンといいねし回ってる事もあります。
ツイートした集合写真が、「ライブありがとうございました!」というストーリーに使われてる事もあります。

反応が来ると、酷い文章が申し訳なくなって、感想をエゴサ避けしてしまいがち。
治したい。
キャパが少ないという事は、それだけ同じ公演を見た人も写真を撮った人も少ない、という事だから。
座席を頂いた人間としては、「楽しかったよ〜」って、見える場所で返事するのが礼儀かもな、と私は思ってます。



まとめ

同じ映像を流している映画ですら、映画館とネトフリは違う、という感覚を持つように。
お笑いを劇場で見るのとテレビで見るのとは、やっぱり違うような気がします。


意識してるつもりは無いけど、家のリビングより、会場全体が爆笑してる中に居る方が自分も笑いやすいのかもしれないし。

マイクを通した声より、劇場の地声の方が緩急も聞き取りやすいのかもしれないし。
(以前、芸人さんが「営業のコントはピンマイク使うけど、声の緩急よりも、マイクとの距離とか顔の向きで音量が変わる」みたいな事を仰っていた)

カメラのスイッチングとか気にせず、自分の見たい所を見てられるからかもしれないし。

テレビで見る物よりも、同世代に刺さるように作られてるのかもしれないし。

スーパーで買って食べるお煎餅と、工場見学で迫力ある製造機械を見た後に食べるお煎餅は、味は同じでも気持ちが違う。みたいなものもある。


パブリックビューイングやコンサートをしたり、ツイッターでリアタイ実況してみんなで楽しむのと同じ感覚で、私は好きです。
「こんなに面白い人間が沢山いて、こんなに面白い事を日々生み出している世界、悪くないな」と思えるので、私は好きです。


知ってる名前も知らない名前もみんな面白いので、是非。