論理的に論理破綻を起こす中丸雄一さんが好きだという話
発作の発端
7月17日放送の「KAT-TUNの世界一タメになる旅!+中丸とたんぽぽ白鳥の仲直り旅 in千葉」を見た。数々のオタクが永久保存版と叫びながらヘドバンして死んでた。
概要言うと、海外ロケでペア組んだ時に、会話が全く無かったところから派生した企画。
めちゃヤバ一人っ子クソ長男感がすごい!好き!!!ってなった。
(中丸さんは一人っ子ではないです)
中丸さんの、論理的な行動だがその論理が破綻しているのではないかシリーズが欲しい
— しゃとる (@shatorai125) 2020年7月20日
テレビなのでもちろん演出はあるとして、割と言葉も行動も自由奔放(精一杯のオブラート)だったじゃないですか。
それなのに、なんか納得させられそうになるというか。「まぁ確かにそうかもしれないな!!?」と言いくるめられている感というか。
「論理的に自分の行動の理由を言語化しているし、そのロジックはめちゃめちゃ分かるんだけど……。なんか違くね???」みたいな。そこが好き。
日頃、中丸さんの思考言語化能力と語彙のチョイスセンスに骨抜きになっている人間なので、ちょっと語りたい。
まとめると「論理的思考だね」って事を言いたい。
行動を起こす時の流れ
そもそも、人間が行動するには3つの流れを通過しなきゃいけないわけ。と言っても別に私は行動心理学とか細かい事は何も分からないですが。
①環境に居る・状況
↓
②五感で受け取る・咀嚼する・論理を組み立てる
↓
③その論理による行動・感情の発生
この②から③の間のロジックが正当である場合、論理的思考だよねってなるイメージ。
中丸さん、①から②への矢印は天パ野郎も驚きのひねくれ具合なのに、②から③の整合性というか論理の硬さがすごくがっしりしてる気がする。
これを踏まえて中丸さんの発言を振り返っていく。
テレビロケなので演出濃度は分からないけど、中丸さんの考え方のクセみたいなのがある。
「家庭菜園」編
①白鳥さん「土を触ると自分の負のエネルギーが逃げてく気がして好き」↓
②「土に触れて邪気を払え」みたいな事を言い始めた・自分はオカルト系は無理
↓
③引いた
②③の整合性はすごい、詰将棋みたい。別に論理の飛躍は無い。ここだけ切り取ったら、全人類が納得できるコメント。
て事は、①から②が変。「この発言ってストレス発散とか自然と触れ合う解放感とかそういう類の話だろ」って。
で、中丸さんを否定するためには「①に対して邪気を払えっていう受け取り方がおかしくない?」という方向に論を展開するしかないのですが、人間の受け取り方は千差万別なわけで、中丸さんが自分はそう受け取ったんだと主張した時点で誰も勝てないんですよ。
こんなに変なゴールなのに、論理的穴は無いんですよ。
大好き。そもそも、「邪気を払え」っていう言葉の操り方がもう大好き。
「貝に失礼」編
①白鳥さんは話をしている最中↓
②食べた貝が旨い、食べた瞬間の気持ちを言わないと貝に失礼
↓
③「ウマっ!!!!」
まず、①で「いや、貝の前に人間に失礼があるだろ」ってなるけど。
でも、②③の矢印はめちゃめちゃロジカル。筋が通っている。
数分後の「旨かったなぁ」より瞬発的な「旨い!」の方が貝に失礼はない。確かに。それはそう。全面同意。
言語化がめちゃめちゃ上手いので、②から③のロジックがこっちにちゃんと伝わる点もすごい。聞いている間に「まぁ…貝について考えたらそういう行動になるか」みたいな謎の納得感が生まれてしまう。
ロジカルすぎると、人は「しょうがないな」という感情が生まれるのかもしれない。
個人的に気に入ってるロジック
ツイッターでしか見かけていないので、ニュアンス揺れがあるかもしれないんですが、「Jr.の頃にデビューという単語に敏感になりすぎて『あなたもコンタクトデビュー!』みたいなCMにイラっとしていた」という話と「集合場所が近くて30分に集合だったので30分に部屋を出た」と主張する中丸さんが好きです。2016年3月19日放送の充電期間前最後のタメ旅だそうで。画像だけでも見るからにしちめんどうくさい。絶対めんどうくさい男じゃん。
でも、ロジックが存在している。というか、ロジックが存在しているから尚更めんどうくさい。「結局遅刻はしてたけど時間を気にはしてたのかもしれない…」みたいな心になってしまう。私が弱いのか?????
かいけつゾロリが「真面目に不真面目」なら、中丸雄一は「論理的な論理破綻」
③で行動に移す前に②の論理を組み立てるのが上手いのか、はたまた③の後に後付けの言い訳②を思いつくのが上手いのか。とにかく整合性の取れた論理的飛躍の無い詰将棋のようなロジックを展開し、またそれを的確な言葉で言語化して相手に伝える事が出来る中丸さんを尊敬している。
理路整然という言葉が似合うのに、前提に立ち返ると「…は?」ってなるこの感覚。
状況をどう受け取るかは誰も否定できないのを逆手に、①②の間で常識を超えてくる頭脳派偏屈野郎。
さすが、家事ヤロウ所属メンバーだけある。
他人事だからだと思うんですけど、めっちゃ興味深いし面白い。
多分クラスメイトとかそこまで仲良くない人でこういうヤツが居たら心の中でキレてる。
実際にキレたら絶対しちめんどうくさいので(…)
2人が包み込んでくれて、慣れてくれて良かったね…
ボイパ中は「手拍子やめてください」だし、偏屈に慣れたと言われれば「それがグループですからね」と言ってのける中丸さんの自己肯定感というか自我の強さ、非常に見習っていきたいよね
— しゃとる (@shatorai125) 2020年8月8日
過去の中丸語録、「爪で自己主張しないでくれ」と「太っていて得した事って…?」が本当に好きで、「言いやがったな!」という気持ちと「ずけずけ言っても大丈夫と思うくらいハイフンさんを信頼しているんだな…良い関係じゃないですか…」という気持ちがある
— しゃとる (@shatorai125) 2020年8月8日
慣れたいか慣れたくないかで言ったら…………慣れたくないかな!!!でも好きだよ!!!!!