しゃとるの感想文

長文・ネタバレ・他ジャンルなどなど。ツイッターリンクは「このブログについて」ページ。

怪奇!履修報告書(5ヶ月目)

前回の記事はこちら
shatorai125.hatenablog.jp


サツマカワさんの煽りVが良すぎて、勝手に未来永劫これでいい気すらしてくる。

もっと売れたら、もっといろんなカメラマンがその人の解釈でもっと良い映像や雑誌撮影をしてくれて、最高がインフレしちゃうんだろうか。


前回メモってたので一応書くと、2022年2月末現在、怪奇の登録者は9.46万人。
決勝後にどうなるのか、ちょっと楽しみにしてたり。

別にあるサツマカワさんのソロチャンネルも伸びてほしい所ではある。
バラモンクシャトリアバイシャシュ-ドラの回、人間の葛藤が出てて好き。


個人的には、年明け直後からフットンダ王見て、
f:id:shatorai125:20220208150105j:plain
ツイートがテレビに流れました。
深夜すぎて頭が働いてない事が一目瞭然。


最近、サツマカワRPGの「RPG」が全角である事に気付いて、楽屋の出演者表記を楽しみにしてます。

ラジオ

芸人さんて、ラジオめちゃめちゃ多いな。


ラジオ聞くのって難しい。

まとまった時間拘束されるし、別作業に集中してたら聞き取れないし、何もせずラジオを聞くと生活の優先順位が狂うし。
ラジオとかゲーム実況への上手な向き合い方が、未だに定まってない。

コロナ禍で電車乗る時間が無くなってるのも、ラジオ時間に影響してると思う。


最近、怪奇のラジオがpodcastで聞けるようになったので、布団片付けたりトースター待ったりの朝の時間はずっと、第2回の無限どんぐりたけし自己紹介回聞いて口ずさんでいる。

どんたけさんの目覚まし時計とか売ったら、人類みんな元気に起きれるのかもしれない。


「布教」が無い

5ヶ月目にして気付いたのですが、お笑いという界隈、布教という文化があんまり無い…!?


アイドル・舞台・俳優・アニメ、何かしらネットで調べるとファンの書いた沼落ちブログや、映画化に乗っかった「初心者はこれ見とけ」などが大体ある。

ツイッターでも、YouTube冠番組のおすすめ回から、オタクやマネージャーとの関係性まで、オタクがポップに書き込んだ布教画像とか。
「初心者の感想が美味い」とよくあちこちで言われて、新参者のツイートが回ってきたり。

私のこれも、記録というか初心者の感想を後から自分で見直すためにやってる節もある。自給自足。

(服・持ち物・慣習・雰囲気など、少しでも事前知識を持って挑みたい不安症は、調べてもバティオスの内部構造の写真さえほとんど見当たらず、チケットをキャンセルしようか悩んだ事がある)

(「初めてお笑いライブ行ってきました〜」系レポ、最前ドセン確保率が高くて人種の違いを感じる)


必死の検索の時に出会ったK-PROさんは、「ナルゲキの行き方楽しみ方記事」が大変助かったので、大好きです。

お笑いだとあんまり見かけない気がする。


「他の界隈よりもネタバレが出来ないからでしょ」という理由だけで片付けてしまえる話なのか。

「ジャニーズより気軽に各々SNSで情報を受け取れて、オタクがまとめる必要が無いから」なのか。

「自分のタイミングで出会いたい、布教に揺らがないオタクが多いから」なのか。


Y


偉い……!!!!!

最初からそのスタイルなのであれば、事前準備や危機管理を隅々まで意識してできるすごい人だし。
どこかの現場で「レンズって良くないな…」と気付いて買い足したなら、反省点に気付き妥協せず次に活かせるすごい人だよ…。

本当にちょっと前の写真でも「太ってんな…!!」と違和感を覚えるので、人間は努力すれば短期間でも変われる事を見せつけられている。

努力ゆえの研究だし、努力ゆえの継続だし、努力ゆえの自信なので、努力するアキトさんはすごい。
それだけですごいのに、なんとYes!アキトはギャグも面白い(盲信?)

アキトさんに目が行きがちだけど、サツマカワさんも綺麗になってますよね。

耳が隠れるくらい横髪のあったウィッグが結構さっぱりして。
YouTubeで、相方に買ってもらった洋服とか靴はいてるのが見えるとほっこりしちゃう。



かねてより、「お笑いと美術は近い」という持論を持っているのですが、今回で一層そう思いました。

どんたけさんは「既存の物に手を加えたり、作品という物体に対して見せ方を工夫するタイプのアート」であると。

例えば、作った壺を梱包材で隠したりカーテンで覆って、想像で鑑賞させるとか。光を当てて影だけを見るとか。
モナリザにひげを落書きした作品を「L.H.O.O.Q.」として出した後、「ひげを剃ったL.H.O.O.Q.」を出すとか。
物単体で作品にするのではなく、そこに1つ意味を加えたり鑑賞方法で個性を出してるアート。現代アートにありがちなヤツ。

美術素人なので調べたところ、既製品を使う芸術は「レディメイド」というらしい?

一連の自己紹介ギャグを既存作品として、見せ方のバリエーションを生み出していくどんたけさんのピンネタは、「レディメイド」色が強いんだなと思いました。

どんたけさんが原案のムール貝も、ベースはそのままに電車内とか彼女とかバージョンが様々で、「レディメイド」っぽい。

お笑いは美術。どんぐりたけしは「レディメイド」アーティスト。

要するに、何が言いたいかというと
www.youtube.com
一連のギャグをこんなに客席を魅了するネタに出来るどんたけさんはすごいし、これで大爆笑大喝采できる感性を持ち合わせていて良かった!!!



R討ちとR-1

R討ちと、R-1準決勝にお邪魔してきました。

ピン3人という「混沌」と、トリオ1組という「秩序」が使い分けられるの、すごい武器だなと改めて思いました。
www.youtube.com
ピンだから各々の持ちネタはたくさんあるし、且つトリオだから発動条件を共有して互いにフリを出し合う事も出来るって最強じゃん。


吉住さんがR討ちでやったネタをちょうど準決に持って来ていて、生で同じネタを見るのは彼女が初めてとなったのですが、すごく「私今お笑いのオタクやってるんだな~!」と実感しました。
何度見ても面白いもんは面白い。

小さい頃から、自分の中で勝手に「同じネタ見たことある(それが劇場でなら尚更)なら、お笑いオタク」という漠然としたイメージがあります。
実際は、別段そうじゃないのかも分からん。


f:id:shatorai125:20220228212821p:plain:w350
「新参者が丸腰では、討てるRも討てないのではないか」というイタい思考で、両日ともKAT-TUNの銃型ペンライトをかばんの奥底に忍ばせて挑んでました。

という写真で締めます。








自分のいつものスタイルで真っ向から素材で挑む事も、審査のために羅列を捨ててストーリー構成を一貫させて挑む事も、どっちも大会に真剣に挑んだ結果の選択で、正しいとか間違いとか無かったよ